第99回例会

第99回例会を,以下の通り開催いたします.

[更新] プログラムが決定しました.発表要旨も合わせて掲載しています.(2025/5/5)

日時・場所

  • 日時:2025年6月14日(土)10:00~15:00
  • 開催方式:Zoomによるオンライン形式
  • 参加費用:会員無料,非会員500円(非会員の方はこちらのページから会費をお支払いください)

当日のご連絡は例会担当者メールへお送りください.

参加申し込み

ご参加の際には,会員・非会員を問わず,参加申し込みが必要です.以下のフォームからご登録ください.午前中に解砕される分科会への参加についても,下のフォームからお申し込みください.参加申し込みの締め切りは【6月12日(木)18時まで】とさせていただきます.お早めにお申し込みください.

第99回例会参加申し込みフォーム

プログラム

◆ 午前の部(10:00~11:30)総合司会:崔銀景(関西大学)

◎ 開会

◇ 現代韓国語文法論分科会 10:05~11:30 世話人:朴鍾厚(同志社大学)

*参加費無料.非会員の方もご参加いただけます.ご参加を希望される場合,上記の「参加申し込みフォーム」からお申し込みください.

〈昼休み 11:30~12:30〉

◆ 午後の部(12:30~15:00)総合司会:崔銀景(関西大学)

◎ 総会(12:30~13:00)*会員のみ

◎ 研究発表

◇ 発表1 研究発表 13:10~13:55   発表者:黄愛真(関西大学大学院博士後期課程) 司会:須賀井義教(近畿大学)

タイトル
朝鮮語の触覚形容詞の意味分類に関する考察 
조선어 촉각형용사의 의미 분류에 관한 고찰

発表要旨
 本研究は、朝鮮語の触覚形容詞を意味成分分析的手法により再分類することを目的とする。触覚とは、その感受部位が皮膚であり、身体全体に広く分布していることから、朝鮮語学においては、どこまでを触覚として認識し、どのような語彙を触覚形容詞と分類すべきかについて明確な合意が得られていないのが現状である。そこで本研究では、神経生理学の知見及び辞書的定義に基づき触覚形容詞を再定義し、先行研究で取り上げられた語彙を対象に意味成分の分析を行った。その結果、共通成分[+皮膚知覚]、診断成分[±接触]、示差成分[±強度][±重さ][±荒さ][±湿気][±粘り][±厚さ][±温度][+痛み]が抽出できた。なお、韓国国立国語院の「韓国語教育語彙意味検索」及び「国際通用韓国語標準過程語彙リスト4段階(2017)」を活用し、教育上典型的な意味特性を持つ語彙を選定した。これにより、触覚形容詞が意味分類と語彙教育の両面において体系化されることが期待される。

◇ 発表2 研究発表 14:00~14:45   発表者:趙恵真(札幌国際大学) 司会:須賀井義教(近畿大学)

タイトル
日韓言語における「漢語+後部要素」
한일 언어의 ‘한자어+후행요소’에 대하여

発表要旨
 한일 양국은 높은 비율로 한자어를 사용하고 있고, 이는 양국 언어에 깊이 뿌리내린 공통적 특성이다. 이러한 점은 일본인 한국어 학습자에게 한국 한자어에 대한 이해 수준에 따라 다양한 오류로 이어질 가능성도 내포하고 있다. 특히 한자어를 단순한 어휘로 인식하는 데 그치지 않고, 이를 동사나 형용사 형태로 사용할 경우, 뒤따르는 요소(후행요소)인 “-하다”, “-되다” 등의 결합 방식에 대한 이해가 부족하면 오류가 발생할 가능성이 더욱 커진다. 이에 본 발표에서는 한일 간 한자어 대조 연구의 흐름을 살펴보고, 특히 한자어와 후행요소의 결합에 주목하고자 한다. 이를 위해 한일 1자 한자어와 2자 한자어를 대상으로 한자어 동사 및 한자어 형용사로 사용될 때 어떠한 형태적 특성이 나타나는지 고찰하고자 한다.

◎ 閉会挨拶

*今回はオンラインでの開催につき,懇親会は行いません.