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⇒例会9
◎時刻:13時~17時 ◎会場:キャンパスプラザ京都(第四講義室) ◎内容 会員総会 2006年度活動報告の承認 2007年度活動方針の承認
世話人 浅井良純,内山政春,小栗章,金世朗,池貞姫,長谷川由起子,波田野節子,阪堂千津子, 前田真彦,松井聖一郎,油谷幸利 会計:金善美, 会計監査:中村麻結
話題提供1=前田真彦氏「韓国語上級学習者のディクテーション分析」 上級学習者の誤聴にはどのような傾向があるか、ディクテーションを分析することによって
明らかにする。
話題提供2=長谷川由起子氏「最近のハングル能力検定試験の分析」 1993年に第1回試験が実施されたハングル能力検定試験は、日本における韓国語学習の到達度を
測る尺度として既に一定の地位を固めたと言えるが、各級の判定基準がここ5年ほどの間に2度 改訂されており、受験生である学習者はもとより、指導する教師の側にも戸惑いが広がっている。 本発表は、2002年と2006年の改訂により試験問題がどのように変化したのか、語彙・文法項目の 難易度、問題の類型、出題意図等の観点から分析を試みるとともに、現場教師である会員各位との 討論を通じて、学習者への指導・対応策の共有を図る。
◎時刻:13時~16時30分 ◎会場:キャンパスプラザ京都(2Fホール) ◎内容: 分科会報告:第22回文化論分科会,第15回第二言語習得論分科会 世話人会報告:
会報第2号を発行(2007年3月31日) 2006年度会計報告・会計監査報告(承認)
話題提供1:金 世朗・山田佳子「『ラド』と『ナ』の区別をどのように教えるか」; 討議:今後の研究会のあり方について
◎時刻:13時~17時 ◎会場:キャンパスプラザ京都(2Fホール) ◎内容: 話題提供1:秋賢淑 「ハングル能力検定試験出題形式-準2級をめぐって-」
皆様のご存知のとおり、ハン検は2006年春季第26回検定試験から出題基準、
出題形式が大きく変わりました。 以前に比べて、コミュニケーション能力中心になったとも言えるでしょうか。
「中級の後半」、学習者にとって、文法知識を含む韓国語運用能力の総まとめ
とも言える、「準2級」の出題基準、形式が2006年度新基準を境に、「何がどう 変わったのか」詳しく考察したいと思っております。 話題提供2:車美愛 「韓国語のポッドキャスト ―大阪府立大学提供のポッドキャストについて―」
1)ポッドキャストとは何か、ポッドキャストの配信と受信 2)ポッドキャストの利点(学習者側からと教員側から) 3)大阪府立大学のポッドキャストの特徴(2006年度版と2007年度版についての紹介) 4)大阪府立大学提供の5言語講座のインターネット配信について 5)ポッドキャストと学習者の自律的学習との関連について
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 話題提供1:曺 美庚「韓国語E-teachingの試み」 教育現場におけるE-learningの教育効果が思うように得られないのが実情である。 対面授業に比べ、資料準備や評価などにかける時間や教員の負担の大きさが、 E-learningを取り入れた授業の普及の妨げとなっている。本発表では、E-learningと 対面授業をブレンドする形で対面授業をよりインタラクティブな活動に導けるよう、 教育者の立場からのE-learningの提案を試みる。 話題提供2:前田真彦「ニュース韓国語の特徴について」
ニュース韓国語の特徴を文法面、音声面から分析し,リスニング教材として どのような特徴を持っているかを明らかにする. またリスニング過程でどのような誤聴が多いかについても調査し,その原因を, ニュース韓国語の特徴と合わせて考察する.
◎会場:キャンパスプラザ京都第一会議室
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 会員総会 話題提供1:大名力「KWIC検索と語法・文法学習」(仮題)
KWIC検索とは何か,どのようなソートによりどのような語法・文法上の特徴が 見て取りやすくなるのかについて解説した後,韓国語学習にどう活かせるか, また,そのような活動を行なうための検索システム(研究用ではなく,学習用の システム) として,どのような機能,インターフェースを備えているのがよいか, について話をできればと考えています。
話題提供2:梁貞模「日本の大学における韓国語教育の現状と課題(仮題)」
意識調査結果の分析をもとにして、大学における韓国語教育の実状について 検討した内容を発表します
◎会場:キャンパスプラザ京都第一会議室
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 話題提供1:崔泰順「聞き取りの能力を高めるためにドラマ等の聞き取りを
宿題形式で試図した経験について」 70分の授業の間に会話・読み・文法などはできても,聞き取り までに時間を割けない状況の中でどうすれば聞き取りができるか考え た。それがこの方法である。単純ではあるが試行することにした。
話題提供2:池貞姫・小宮秀陵「日韓大学生を中心としたライフヒストリー資料化の試み」
ー文化論分科会の活動報告に代えて 文化論分科会では、外国語教育にあたって文化的理解が不可欠で あるとの認識に基づいて、日韓の大学生を中心とした若い世代のライフ ヒストリー(自分史)を収集し、資料化の作業に取り組んで来た。資料化を めぐるこれまでの議論の経過や展望を発表することによって、今後よりよい 資料集の完成に向けて、その可能性を探っていきたい。
◎会場:キャンパスプラザ京都(第3,第4演習室)
午前中の分科会:第2演習室,第3演習室,第4演習室
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 話題提供1:西山教行(京都大学)「学会の設立から学界の構築へ」 ―フランス語教育をめぐる展開と展望― フランス語教育研究会が教育学会になる経過と、日本の外国語教育全体についての フランス語教育者たちの認識など 話題提供2:増島香代・金ジンスク(横浜清陵総合高校)
「初学者への文字・会話・数字導入の工夫」~コミュニケーションを中心に~」
◎会場:キャンパスプラザ京都(第3,第4演習室)
午前中の分科会:第2演習室,第3演習室,第4演習室
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 話題提供1:大名力(名古屋大学) 「日本人韓国語初級学習者用ディクテーション自動採点システム構築の試み」 本発表では,大名 (2007) で紹介したウェブを利用した韓国語ディクテーション
自動採点システムについて,基本的な機能と学習上の意義について説明した後, ハングルIMのない環境でのハングル入力,誤答の種類によって異なるメッセージを 表示するなど,日本人初級学習者にとって利用可能なシステムとなるよう拡張する 可能性について検討する。
話題提供2:長谷川由起子(九州産業大学) 「韓国語語彙の単語認定について」
韓国語の表記には分かち書きが欠かせないが、適切な分かち書きのためには当該の形が 「語」であるかどうかを知らなければならない。その規準は現在、『標準国語大辞典』 にあるが、発表者はこの辞書の語認定の実態に対して、外国語としての韓国語教育の立 場から問題を提起する。語認定に問題があることにより、韓国語教育・学習に様々な 否定的な影響がもたらされる。本発表はこの点について事例を挙げて検討し、改善策の 提案を試みるものである。
◎会場:キャンパスプラザ京都(第二会議室)