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◎時刻:13時~17時 ◎会場:キャンパスプラザ京都(第三講義室) ◎内容 会員総会 2004年度活動報告,会計報告,会計監査報告の承認 2005年度活動方針の承認 2005年度韓国語教師京都研修について,本研究会が共催することが承認されました 話題提供1=林鳩順氏「民族学校における朝鮮語教育の現状と課題」 朝鮮学校での教授経験を基に語ります。 話題提供2=波田野節子氏「CALL教室におけるビデオカメラとタイピングソフトの<至福>な出会い」 ロールプレイをビデオカメラで撮影して授業を活性化させる試みと、 「書く」教育をキーボードで行う試みのドッキングの紹介です。(アシスト:油谷)
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 1)前田真彦氏「韓国語音節末鼻音の聴き取りについて」 2)長谷川由起子氏「句頭音調指導による句頭子音の認識率向上効果」 ◎会場:キャンパスプラザ京都(2階ホール)
◎時刻:13時~17時 ◎会場:キャンパスプラザ京都(2階ホール) ◎内容: 1)金世朗氏,丁年姫氏「日本の大学における韓国語教材開発のための基礎調査」 -教材の満足度と要求分析を中心に- 2)梁貞模氏「韓国語教育における言語学習ストラテジーの問題について」
◎時刻:13時~17時 ◎会場:キャンパスプラザ京都(第2・第3演習室) ◎内容: 1.최정순(한국 배재 대학교) '외국어로서의 한국어 교육학의 몇 문제' 「外国語としての韓国語教育学の諸問題」 2.大名力(名古屋大学 大学院 国際開発研究科) 「正規表現とPerlによる韓国語テキストの処理」 正規表現の基礎とテキストエディタによる処理の方法について見た後, Perlによる処理の例,韓国語ウェブページの処理の例 (Perl による 処理と JavaScript による処理を含む) を紹介する。
◎時刻:13時~17時 ◎会場:キャンパスプラザ京都(第4講義室) ◎内容: 会員総会 2005年度活動報告,会計報告,会計監査報告の承認 2006年度活動方針の承認
話題提供1.김희경(마쓰야마 대학교) '관용어 다시 보기' 慣用語の再検討}; 이 논의는 언어, 문화적 연구의 하나로 우리말에 나타난 관용어, 연어, 숙어, 융합 등의 개념을 비교 정리하고 외래어에서 단어결합으로 형성된 어구를 우리말과 대조하는 것이 주된 목표이다. 기본적으로 각 용어의 범주 설정으로 시작하여 내적 범주와 외적 범주를 틀로 관용어구를 분류하고자 한다. 문화사적 배경에 대한 논의와 함께 외래어와 한국어에 나타난 관용어구의 실례를 중심으로 본론은 이루어진다. 먼저, 영어, 일어, 중국어, 터키어가 3.1.장의 주된 연구 대상이 될 것이며 3.2.장에서 우리말의 경우와 대조하면서 문화적 유사점과 차이점에 주목해보고자 한다. 현대어에서 생산성을 지니고 있는 관용어구를 집중적으로 살펴보고 앞으로의 연구에 이정표를 남기면서 논의를 마친다. 話題提供2.許秀美(大阪外国語大学大学院) 「現代韓国語の指定詞の一面 - -iyeoyo/yeoyoと-iyo/yoの違い-」 [1]어제 뭐 먹었어요? *비빔밥이에요. きのう何を食べましたか? ビビンバです。 この文例において、答えの文にあらわれる指定詞이다の活用形예요/이에요は、 日本語の「~です」を直訳したものであるが、韓国語母語話者の内省では、 不自然に感じられるものである。次の例のように、-요/-이요を用いたほうが 自然であると思われる。 [2] 어제 뭐 먹었어요? 비빔밥요. 本発表は、このような指定詞이다の活用形예요/이에요の使用制限がどのような 条件下におこなわれるか、また、例文[2]に見られるような文末形式-요/-이요 の使用法はいかなるものかについて、語用論的な立場から考察したものである。 考察の結果、 指定詞이다の活用形예요/이에요が用いられた文の基底には、「A=B(AはB である)」という指定文が存在すると考えられるのに対し、文末形式-요/-이요 が用いられた文の基底には一般動詞を用いた文が存在すると考えられる。 という結論を得た。 このような言語現象についての記述は、そのような使用制限・区別を持たない 日本語母語話者の韓国語教育にとって有益なる情報を提供するものと思われる。
◎時刻:13時~17時 ◎内容: 1.睦宗均氏 「韓国語の心理動詞と고 있다」 今回の発表では、次の例文(1)のような現代韓国語の心理動詞構文を 考察対象とし、①(韓国語の)心理動詞のアスペクチュアリティ、②「心理 動詞+고 있다(ko-issta)」のアスペクト的意味を明らかにすることを 目的とする。 (1)a.이화는 기독교를 믿고 있다. (油谷 1978:19) (イハは キリスト教を 信じる+テイル) b.영미는 민수를 미워하고 있다. (朴徳裕 1998:164) (ヨンミは ミンスを 憎む+テイル) <中略> ①韓国語の「心理動詞」は、いくつかの証拠 から、「運動が開始し継続する 期間を有するが終了時点を持たない「非限界動詞」(Vender(1967)の分類では 「活動動詞」)であることを主張する。 ②「心理動詞+고 있다(ko-issta)」の表すアスペクト的意味は、上の①の 結果から「非限界動詞+고 있다(ko-issta)」と同様<進行相>であることを 主張する。 2.松井聖一郎氏 「単語テストのススメ」
◎朝鮮語教育研究会と朝鮮語研究会の合同研究会 ◎テーマ:日本における韓国朝鮮語教育・研究の現状と課題 1.登録=9:30~10:00 2.開会挨拶=10:00 3.来賓挨拶 4.研究発表1=10:15-11:00(質疑を含む) 「나마について」 五十嵐孔一 5.研究発表2=11:15-12:00(質疑を含む) 「韓国語初級教材の語彙調査--教科書15種に現れた語彙的学習項目--」 李秀炅,長谷川由起子 6.休憩=12:00~13:00 7.「외국인을 위한 한국어문법」の合評会 1)=13:00~13:45(村田寛) 2)=14:00~15:00(内山政春,阪堂千津子) 8.招請講演=15:15~16:00 演題「외국인을 위한 한국어문법」について 이병규(国立国語院学芸研究士) ◎会場:同志社大学寒梅館ハーディーホール 京都駅より市営地下鉄で約10分,今出川下車徒歩約5分(下記のサイト参照)
http://www.doshisha.ac.jp/information/facility/kanbai/
◎後援:大韓民国国際交流財団(Korea Foundation)
◎時刻:13時~17時(予定) ◎会場:キャンパスプラザ京都第3講義室 ◎内容:
話題提供1:斉藤信浩「L2としての韓国語習得における主語と目的語の非対称性について」 言語類型論では日・中・韓は主題卓越型(Topic prominence:TP)言語とされる (Li & Thompson 1979)。TP言語は主語(NP1)と目的語(NP2)の省略現象があり、 L1・L2習得の際、NP2がNP1よりも項が省略されやすいという非対称性がある(Yuan 1997、Park 2004、Wakabayashi & Negishi 2002)。更に日韓両語は主格・主題・対格を 表示する後置詞体系があり、Cho,et.al.(2002)はNP2の項の習得はNP1より揺れがあ り、対格は主格より習得されにくいという結果を得ている。 本稿では、Research QuestionとしてTP→TPである日本語母語話者(JNS)の韓国語習得 の際に、(1)主格(nom)・主題(top)・対格(acc)の省略の非対称性が起こるか、 (2)NP1とNP2の項の省略の非対称性が起こるか、そして、(3)として(1)、(2)の習得 順序を検証していく。
話題提供2:油谷幸利「朝鮮語Web辞典の設計について」 既存の朝鮮語Web辞典としては、国立国語院の『標準国語辞典』、延世大学の『延世国 語辞典』、韓国Yahooの『Yahoo百科事典』などを挙げることができる。いずれも優れた 辞典であるが、初級段階の学習者にとっては(1)説明が朝鮮語なので微妙なニュアンスの 差が分かり辛い、(2)体言は助詞を取り除いた形で、用言は原形に戻してから引かなけれ ばならない、(3)同形異語に関する解説がない、などの理由から、必ずしも使いやすいと は言えない。 本発表では、現在準備中の朝鮮語Web辞典の設計思想とデータ収集の方針,見出し項目 の立て方などについて述べる予定である。 参考URL
◎研究会終了後,忘年会を開きました。(酔心)