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活動記録(2021年)


第86回例会 2021年3月22日

第86回例会も,新型コロナウイルスに関わる状況に鑑みて,オンラインで開催いたしました.

[2021/03/22] 盛況のうちに終了しました.ご参加くださった皆様,ありがとうございました.

第87回例会 2021年6月20日

第87回例会も,新型コロナウイルスに関わる状況に鑑みて,オンラインで開催いたします.

第88回例会 2021年9月19日

第88回例会も,新型コロナウイルスに関わる状況に鑑みて,オンラインで開催いたします.

世話人会報告 13:20−13:30
報告者:須賀井義教(近畿大学・朝鮮語教育学会代表)

研究発表1 13:30−14:15
司 会:朴鐘厚(獨協大学)
発表者:南潤珍(東京外国語大学)
韓国語の社会文化的特性を反映した教材における言語項目の選定について
한국어의 사회문화적 특성을 반영한 교재의 언어항목 선정에 대하여

研究発表2 14:20-15:05
司 会:朴鐘厚(獨協大学)
発表者:印省熙(早稲田大学)山田佳子(新潟県立大学)白寅英(獨協大学)宋美玲(東京外国語大学)
韓国語学習者の誤用防止のためのドリル問題の試案
한국어 학습자의 오류 방지를 위한 드릴 문제 시안

研究発表3 15:10−15:55
司 会:丁仁京(福岡大学)
発表者:斉藤信浩(九州大学)林炫情(山口県立大学)淺尾仁彦(情報通信研究機構)李在鎬(早稲田大学)須賀井義教(近畿大学)
kReadabilityを用いた韓国語検定試験の読解文章難易度比較
kReadability를 이용한 한국어검정시험 독해문장 난이도 비교

研究発表4 16:00-16:45
司 会:崔銀景(長崎外国語大学)
発表者:崔文姫(中京大学)
日本人韓国語学習者の発話に対する韓国人大学生の印象評価
일본인 한국어 학습자의 발화에 대한 한국인 대학생의 인상평가

実践報告5 16:50−17:35
司 会:崔銀景(長崎外国語大学)
発表者:李銀淑(大阪女学院大学)大山牧子(大阪大学)岩居弘樹(大阪大学)
flipgridを活用した韓国語発信型授業の試み
flipgrid를 활용한 한국어 발신형 수업의 시도



要旨
1南潤珍 한국어의 사회문화적 특성을 반영한 교재의 언어항목 선정에 대하여
본 발표는 한국의 사회문화적 특성을 반영하는 대학생용 한국어 교재 개발에 필요한 언어항목의 선정과 관련하여 다음 사항을 검토한다. ① 한국어 교재의 구성 요소로서 언어 기능 및 문화 지식의 제시에 더하여 한국어의 사회문화적 특성을 반영한 학습 항목 제시의 필요성. ② 한국어의 사회문화적 특성을 고려한 학습 항목으로서 커뮤니케이션 기능과 언어 항목의 조합을 추출하는 방법의 모색 ③ 커뮤니케이션 기능과 언어항목의 조합을 통해 파악되는 한국어 학습 항목 선정의 방향성

2印省熙 韓国語学習者の誤用防止のためのドリル問題の試案
近年、韓国語学習者の増加が続いているなか、日本語母語話者を対象とした韓国語の誤用防止のための指導案やドリル集は充分とは言えない。 学習者が犯す多様な誤用を未然に防ぐためには、誤用を防ぐための方策を盛り込んだ指導案に加え、実践的なドリル問題が必要である。 本研究陣は、すでに「学習者の作文資料における誤用の研究」を行い、『韓国語誤用防止のための手引き-作文の誤用例に基づく指導案-』(2018, 私家版)を作成した。現在はそれに続き、指導案内容の修正・補完と並行してドリル問題の作成に取り組んでいる。 今回の発表では、誤用防止のためのドリル問題の試案を発表し、その適格性についての意見交換を通じて今後の研究の方向性を定めたい。

3斉藤信浩 kReadabilityを用いた韓国語検定試験の読解文章難易度比較
韓国語能力試験(TOPIK)とハングル能力検定(ハン検)には,各配当級に読解問題がある。それぞれの読解文の難易度を比較することは,双方の検定試験の比較に役立つ。淺尾他(2021)によって開発されたkReadabilityは,終止形と連体形の差,連体の頻度などの複数の要因から,その文章の複雑性を解析するツールである。TOPIKは2010年の第20回から2012年の第28回までに実施された8回,ハン検は同時期に合わせて2010年の第34回から2013年の第41回に実施された8回の試験の読解文を分析対象として比較を行なった。 その結果,文章難易度を表すリーダビリティスコアは,TOPIKは,初級1.73(文長13.63)<中級2.66(文長24.91)<高級2.84(文長27.70)となり,ハン検は,5級0.90(文長8.77)<4級1.46(文長9.19)<3級2.00(文長12.17)<準2級2.30(文長14.68)だった。本発表ではこれらの数値の比較と検討を行い,加えて,新聞などのリーダビリティスコアとも照合しつつ,TOPIKとハン検の読解問題の難易度を分析していく。

4崔文姫 日本人韓国語学習者の発話に対する韓国人大学生の印象評価
本発表では、日本人韓国語学習者の発話に対して韓国人大学生がどのような観点から学習者の発話の上手さを判断するのかについて、印象評価の調査結果をもとに報告する。さらに、学習者の「発話の上手さ」と、韓国人大学生が学習者に対して抱く「親しみやすさ」および「話しやすさ」との関連についても考察する。調査は、日本人大学生の韓国語学習者(中上級レベル6名)の発話データ(インタビュー場面、発話時間1人10分程度)をもとに、韓国人大学生73名を対象に印象評価を実施した。大きいスクリーンに学習者のインタビュー場面を映し、韓国人大学生がそれを視聴しながら調査者が予め用意した調査項目に関して5段階評価をする方法を採択した。調査で得られたデータをもとに、因子分析やパス解析を通して検討する。

5李銀淑 flipgrid를 활용한 한국어 발신형 수업의 시도
본 연구는 교육용 동영상 도구인 flipgrid 를 활용하여 학습자의 말하기 능력을 향상시키기 위한 시도이다. 학습자에게 학습한 내용을 토대로 flipgrid에 동영상 과제를 수행하게 한다. 결과물은 학습자간 공유가 가능하여 상호 점검도 가능하며 동영상으로 댓글을 달 수 있다. flipgrid 는 학습자의 인원이 많은 수업에서 말하기 시험을 시・공간적 제한없이 활용할 수 있으며 비대면 수업에서도 효율적으로 사용할 수 있다. flipgrid 사용에 대한 학습자들의 의견을 조사한 결과, 학습자들은 수업 내용에 대한 이해력이 높아지고 학습에 대한 내적 동기도 높아진 것으로 밝혀졌다.

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